はやぶさNo.247

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HIGHLIGHT
況ですが、1948年5月14日にユダヤ人国家のイスラエル
が建国されたことを入口に歴史を紐解くと争いが繰り
返される背景が見えてくる、と解説してくれました。
テレビなどでもおなじみの、ゆっくりとした温かな口
調で会場に語りかけてくれる渡部さん。戦地で撮影した
写真を交えながら、世界情勢について解説していただき
ました。
最後に、戦場カメラマンの裏話として、40キロの機材
を抱えて山道や砂漠を歩く過酷なジャーナリスト活動
を支える食べ物「フムス」を紹介してくれました。ヒヨコ
豆に白ごまやオリーブオイルを加えたペースト状の食
物で、相模原市内でも手に入るとのこと。遠い紛争地の
状況を、身近なものとして考えるきっかけとなった講演
会でした。
渡部 陽一
(わたなべ よういち)
戦場カメラマン・ジャーナリスト
◆プロフィール詳細
1972年9月1日、静岡県富士市生まれ。
戦争の悲劇とそこで生活する民の生きた声を体験し、世界の人々に伝えるジャーナリス
ト。世界情勢の流れのその瞬間に現場で取材を続けている。
取材は戦争が起こっている国々の家族模様や子どもたちの生活を中心とし、住民たちと
共に長期にわたり生活し暮らしていくことで次第に見せてくれる「ありのままの表情や
生の声」を大切におこなっている。
講演会では、戦場で生活している人々の家族の絆や、取材を通じて見えてきた人間が持つ
愛の深さ、命の大切さ、生きることの素晴らしさなど、普段ニュースで見ている戦場とは
異なる一面を実際の写真とともに伝えている。ウクライナには2014年から取材に入り、
ロシアのウクライナ軍事侵攻後も4度にわたり、ウクライナの現地取材を行っている。
≪交流会≫
表彰式終了後、交流会が行われました。多数のご来賓及び会員の皆
様、税に関する絵はがきコンクール受賞者並びにご家族の皆様にご出
席いただき交流を図りました。
また、多数のご来賓の皆様を代表して以下の3名の方にご挨拶をい
ただきました。
Ⅲ
相模原税務署 署長 伊熊 宏紀 様
相模原県税事務所 所長 浅場 周 様
相模原市 市長 本村 賢太郎 様
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