はやぶさNo.247

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- 令和六年 ◆
新年のご挨拶
相模原税務署長
IGUMA
相模原県税事務所長
HIROKI
ASABA
浅場 周
伊熊 宏紀
相模原法人会のさらなる飛躍を祈念して
令和6年の年頭に当たり、公益社団法人相模原法人
会の皆様方に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
HIROSHI
デジタルを活用した税環境をめざして
令和6年の年頭に当たり、謹んで新年の御挨拶を申し上
げます。
新倉会長をはじめ、役員並びに会員の皆様方には、税
公益社団法人相模原法人会の皆様には、旧年中、税務
務行政に対しまして、格別のご理解と多大なるご協力を
行政をはじめ本県の行政全般にわたり、格別の御理解と御
賜り、厚く御礼申し上げます。
協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は新型コロナウィルス感染症が感染症法上5類へ
貴会におかれましては、
日ごろより、税務相談や税務研
引き下げられ、法人会のPR活動がより活発に行われまし
修会、広報誌による税情報の公開、小中学校生を対象とし
た。私もいくつかの行事に参加させていただき、
オリジナ
た租税教室、
さらには税に関する絵はがきコンクールの実
ルのキャラクター「ねぐちゃん」が子供に大人気で、広報
施など、多岐にわたり税の啓蒙と納税意識の向上を目的と
活動等に大きく貢献している姿や一億円の重さ体験等
した活動に熱心に取り組んでいただいており、重ねて御礼
特色ある租税教育活動を拝見し、大変感銘を受けまし
申し上げます。
た。相模原法人会が本年も充実した活動を行い、
その意
さて、県では、総合計画「かながわグランドデザイン」の
義が地域の皆様に広く認知されますよう、
ご期待申し上
見直しの時期を迎え、現在、高齢者数と高齢化率が共に
げます。
ピークを迎える2040年(令和22年)を展望した「新しい総
昨年の大きなトピックとしてインボイス制度の導入があ
ります。法人会の皆様には、制度の周知活動にご協力い
合計画」の策定に取り組んでいるところです。
この新しい総合計画(案)
の中では、
「県民目線のデジタ
ただき誠にありがとうございました。制度を機に新たに課
ル行政でやさしい社会の実現」を今後のめざすべき姿とし
税事業者となられた会員の皆様におかれましては、初め
て掲げていく予定です。
ての消費税の申告となります。決算法人説明会等におい
て疑問点等を解消していただけたらと思います。
国税庁では税務行政のデジタル・トランスフォーメー
ションとして、給与所得者の完全e-Tax申告を進めてい
こうしたデジタルの活用については、税務行政において
も例外ではなく、電子申告・電子納税の流れが拡大してお
り、現在、県内の8割以上の企業の皆様にeLTAXを通じた
法人関係税の電子申告をしていただいております。
ます。給与支払者である法人の皆様が源泉徴収票を
しかし、eLTAXを通じた電子納税やダイレクト納付とな
e-Taxで提出されますと、従業員の方が確定申告をする
りますと、その利用率は2割未満と、
まだまだ十分とは言え
際、給与所得が自動入力されます。令和5年分からの新
ない状況です。
しい取組みです。是非ご協力をお願いいたします。
電子納税の導入は、企業の皆様にとりましては、行政や金
また、電子帳簿保存法への対応につきましても、本年1
融機関に出向く手間が省け、複数の地方公共団体に一括し
月1日以降にやりとりする電子取引データは、検索機能を
て納税ができるメリットがあるとともに、
デジタルを活用した優
付けるなどの一定のルールに従った保存が必要となりま
しい社会の実現に向けた大きな一歩となりますので、電子納
す。データ保存を行う環境が整っていない事情がある場
税の拡大に御協力いただければ幸いでございます。
合には、一定の要件のもと単にデータを保存しておけば
県としましては、今後も引き続き、納税者の皆様にとって便
良いという猶予措置もございますので、
ご留意願います。
利なデジタルによる税環境の推進に取り組んでまいりますの
本年は、相模原法人会の創立50周年の節目の年とな
で、会員の皆様におかれましては、今後も末永く、県の税務行
ります。新しき年の門出に当たりまして、公益社団法人相
政にお力添えいただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。
模原法人会のご発展と、会員の皆様のご健勝並びにご
結びに当たりまして、公益社団法人相模原法人会の益々
事業のご発展を心から祈念いたしまして、新年のご挨拶
の御発展と会員の皆様の御健勝並びに御事業の御繁栄を
とさせていただきます。
心から祈念いたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。
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