はやぶさNo.246

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- 山本
大野中
第2地区
法人会を支える
ひと
●タカラリホーム株式会社 代表取締役
建物のオールラウンド・カンパニーとして、住宅の
修繕から商業施設のリノベーションまで、幅広い
ニーズに応えているタカラリホーム株式会社。SC相
模原、三菱重工相模原ダイナボアーズのスポン
サーとして地域にも貢献しています。同社の創業
者・代表取締役の山本武仁さんにお話を伺いまし
た。
「家は宝箱」という理念で創業
静岡県浜松市で生まれ育ち、
サッカー、陸上、
アメ
リカンフットボールとスポーツ万能の山本さん。
「冒
険家になるのが夢でした」という学生時代を経て、
大学卒業後に勤めた会社の人事異動をきっかけ
に、相模原市に住み始めました。
住宅塗装の営業職として活躍していた35歳のと
きに、同じ職場で働いていた仲間とともに住宅塗装
専門業「タカラペイント」を創業。社名には「お家は
宝箱。夢や希望、想い出が詰まったおタカラを扱う」
という理念が込められています。
しかし、個人宅を訪問する飛び込み営業のスタイ
ルが時代に合わなくなったこともあり、約3年で解
散。会社は、山本さん一人で続けていくことになりま
した。
飛躍の契機は、法人会で学んだ信頼関係
再びスタート地点に立った山本さんの転機となっ
たのは、相模原法人会への加入でした。
「法人会の
YAMAMOTO
武仁
法人会での学びと信頼関係を活かし、事業を拡大
TAKEHITO
皆さんの働き方、会社の運営方法を見させていただ
いて、多くのことを勉強することができました」と山
本さん。法人会で異業種交流を行う中で、経営者同
士の信頼関係が新しい仕事を生み出していくことも
学びました。学びを活かして、対個人にサービスを売
※1
※2
り込むBtoC取引から企業間で契約を結ぶBtoB取
引へと営業スタイルを転換したところ、業績が急成
長しました。
さらに、
コロナ禍で「働き方や住宅の在り方が変
わるので、建築業にとって大きなチャンス」と捉え、
最新のマテリアルや不動産の知識を持つ新たなメ
ンバーを社員として迎え入れました。攻めの姿勢で
業務の幅を広げ、現在は一般住宅やマンションなど
の修繕から、商業施設やオフィスのリノベーションま
でワンストップで対応しています。
将来の夢と休日の家族サービス
来年 50 歳を迎え、法人会青年部会を卒業とな
さん
る山本さん。「やりたい仕事はいっぱいあります。
例えば、マンション1棟を買い上げて、内装も外構
も思う存分リノベーションをして、タカラリホームの
オリジナルとして売り出してみたいですね」と将来
の夢を語ります。
週に 1 度の休日は、家族サービスの日として妻・
娘さんのために尽くしています。「仕事と家族サー
ビスが忙しくて、自分の時間がないです!」と笑顔
で語りつつ、充実した日々を送っています。
※1:ビジネスtoカスタマー ※2:ビジネスtoビジネス
Hayabusa
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