はやぶさNo.242

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- 患者家族の一言から誕生した
医療依存が高くても入れる介護施設
在宅介護支援センター
SAKURA
ケ ア パ ート ナ ー
ケアパートナー 「さくら」
(訪問看護)
さくら デイケアセンター「さくら」
(通所介護)
●相模台7丁目にあるデイケアセンター
相模台7丁目にあるデイケアセンター
「さくら」を訪ね、代表取締役の薬師寺
妙子さんにお話を伺いました。
●こんにちは。清潔感のある空間ですね、
創業はいつですか?
intervew
・・・太郎
・・・薬師寺さん
●当時はまだ、訪問看護が一般的では無
●看護師さんが常駐する介護施設である
●そうです。だから
『それなら私がやる!』
と
●はい。医療依存の高い方も受け入れら
かったのですね。
いう思いで、
もう一度看護の大学に入り
直し転職しました。
ことは、
こちらの強みですね。
れるのが、我が社の大きな特長だと思っ
ています。
●こんにちは。創業20年です。
●看護師の資格を修得されて、
すぐに開業
●施設を経営する上でご苦労もあるかと
●開業が4月でした。当時の矢部の事務所
●いいえ。訪問看護師として勤めていたス
か? 利用者の減少や困りごとなどは無
うでした。介護や看護は辛い、
きついと
りました。患者さんの在宅での生活を守
●利用者様はかなり減少し、経営継続自体
抱える介護の中に、綺麗な花を咲かせる
談し利用者さんもスタッフもすべて引き
●『さくら』
の名称の由来は何ですか?
から見下ろした桜並木が、桜の絨毯のよ
いうイメージですが、
それぞれの家庭が
お手伝いができたら…という思いからで
されたのですか?
テーションが、
ある時閉鎖されることにな
りたい気持ちが強かったので、会社と相
●まずクオリティを落とさないよう無駄を見
●ありました。ただ、父が経営者で、
その姿
設に何度か行く機会がありました。帰宅し
持ちが最初わかりませんでしたが「家で
診てもらえるなら連れて帰れるのに」とい
う切実な声を聞いたんです。
16 はやぶさ
いという状態になりました。
ね。不安はなかったですか?
は、
どのようなことでしたか?
たがっている老親を置いて帰る家族の気
を考え直さなければならないかもしれな
●それは大変でしたね。
どのような対策で
●誰もが居場所を失わずに済んだのです
●知人がボランティアをしている高齢者施
かったですか?
継がせていただきました。
す。
●優しい気持ちですね。開業のきっかけ
思いますが、
コロナの影響はどうでした
勢を見て育ちましたから父を真似してみ
ようと思っていました。
●事業スタートですね。
●当初は訪問看護のみで、平成18年に今
の場所へ移ってから通所介護も始めま
した。
乗り越えたのでしょうか?
直しました。
また、
コロナ感染対策を徹底
しクラスターを出さないようにしました。
スタッフの協力もと閉鎖することなく今日
に至っています。
●介護施設などは助成金が出なかったな
どのうわさを聞きました。
●はい。助成金は支給されず、通常運転を
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